9月27日(日)14:00より、翻訳研究会の9月例会が開かれました。科学哲学、薬学、文化人類学など様々な分野に精通されている田野尻哲郎先生が、『翻訳された医学用語を科学史科学哲学・科学社会学の視点から考える』という標題でご講演いただきました。現在の世界をゆるがしているコロナウイルスについて、COVID-19Pandemicという欧米の呼称と日本で用いられるコロナ禍という表現、及びそれと共起する学術論文の傾向を、綿密な調査をもとに考察されました。現在進行形の、世界中の人びとの関心事である問題を分析した、とても興味深いお話でした。詳しくは配布資料をごらんください。
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