2021年3月20日、Zoomで翻訳研究会の例会が行われました。内容は聖書翻訳について、標が発表しました。第一部は聖書を翻訳する際の底本について、死海文書や七十人訳ギリシア語聖書の紹介も含めて、簡単に説明しました。第二部では現在日本で読まれている(出版されている)邦訳聖書について、委員会訳を中心に、例文を見ながらその歴史と特徴を検討し、最後に、2018年日本聖書協会から出版された「聖書 聖書協会共同訳」について紹介いたしました。聖書翻訳は二千年以上の歴史を持ち、今なお世界各国で行われています。聖書は最初期の段階から翻訳と切っても切れない関係であることを実感しました。今回発表した資料については「ダウンロード」ページにアップいたします。
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