2021年12月19日 翻訳研究会の例会報告

例会報告

2021年12月19日、Kwame Anthony Appiahの”Thick Translation”について、Zoom Meetingで議論を行いました。Thick translationは”academic” translation … that seeks with its annotations and its accompanying glosses to locate the text in a rich cultural and linguistic contextと定義され、Appiahはそのような厚い翻訳が必要であるという立場をとります。また、a translation that aims itself to be a literary work, a work worth teachingが重要であるとし、教育に用いるべきか否かを大切な基準と考えます。決して読みやすい論文ではありませんでしたが、距離のある言語間での翻訳について考える際の1つの見方として興味深く、深い議論につながりました。

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